枝毛が増えてきたらどう対処する？髪質改善で本格的なケアを始めよう

カラーやパーマの施術を繰り返していると、毛先にダメージが起きやすくなります。すでに枝毛に悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

 

トリートメントやヘアオイルでケアをしても思うような効果を実感できない場合、髪質改善を行うことがおすすめです。この記事では髪質改善ケアに注目します。

 

どうして枝毛は起きるの？

髪の悩みにはいろいろな種類がありますが、性別問わず悩まされている方が多い悩みには枝毛が挙げられます。枝毛は本来は1本のしなやかで健康な髪であるはずが、木の枝のように毛先が分かれてしまう状態を指します。

 

髪に何かしらのダメージが発生し、髪の成分であるコルテックスを覆っているキューティクルが剥がれてしまうことで起きる現象です。

 

この現象を放置しておくと、どんどん枝毛が進行し、髪が縮れていきます。枝毛の原因となるダメージは、強く擦るように洗いすぎることや、紫外線、カラーやパーマなどの薬剤などが挙げられますが、髪本来の質感にも大きく左右されます。

 

もともと髪質が細い方はちょっとした刺激でも深刻なダメージに発展しやすいため、注意が必要です。

 

切れ毛とは違うダメージ？

枝毛と並んで髪のダメージとして広く知られている切れ毛と枝毛はいったいどのように異なっているのでしょうか。切れ毛とは髪が毛先付近を中心に断絶する現象です。ブラッシングの途中で髪が切れてしまった経験がある人も多いでしょう。

 

切れ毛も本質的には枝毛と同じ原因でダメージが進行します。切れ毛が多いとせっかくきれいに整えた髪も、見た目の印象が低下してしまいます。

 

枝毛のケア方法は4つ

枝毛の症状は、速く改善したいものでしょう。枝毛が多い状態の髪は、離れたところから見てもうるおいが少なく、パサついた印象になりがちです。

 

そこで、この章では枝毛のケア方法について4つの視点から詳しく解説します。

 

ヘアオイルを使ってみよう

髪のダメージケアにおすすめの方法の1つ目は「ヘアオイル」の使用です。近年ヘアオイルは脚光を集めており、美容室でも人気が高まっています。

 

市販されているヘアオイルも多く、すでに使用している方も多いのではないでしょうか。ヘアオイルはドライヤーの熱対策におすすめされており、日々のヘアケアとして投入したいアイテムです。髪をコーティングする効果があるため、枝毛が起きにくい髪になります。

 

トリートメントを使ってみよう

ヘアケア方法の2つ目は「トリートメント」です。すでに毎日の入浴時に使っている方も多いかもしれません。トリートメントには2種類のタイプがあり、入浴中に使用するものと入浴後に使用して洗い流さないものがあります。

 

いずれのタイプも髪を守る効果があり、枝毛や切れ毛を起きにくくする効果があります。

 

ヘアブラシを見直そう

毎日のヘアセットやドライヤー時に欠かせないアイテムといえば、ヘアブラシでしょう。実は、枝毛や切れ毛の原因にはヘアブラ」も関係していることをご存じでしょうか。

 

枝毛や切れ毛は強い刺激が髪にかかる際にも起きやすいのです。強い力でブラッシングをしたり、髪質に考慮がなされていないヘアブラシやコームを使ったりしていると、髪にダメージが起きやすくなります。

 

ブラシの毛先が丸くなっており、頭皮にも髪にも優しい設計がされているヘアブラシを使うことがおすすめです。

 

ナイロン製のアイテムよりも、動物の毛でできたものや、美容室などで使用しているヘアケア専門のブラシを使うようにしましょう。ヘアブラシは毎日使うアイテムのため、こだわってみることがおすすめです。

 

髪質改善メニューを受けてみよう

枝毛や切れ毛は一生懸命ケアをしていてもなくすことは難しいダメージです。特に髪質がもともと柔らかく、コシが少ない方はブラッシングを強くしてしまっただけでも、枝毛や切れ毛が発生しやすくなります。

 

そこで、おすすめは髪質改善メニューです。髪質改善とは髪質を扱いやすく、ダメージが少ない状態へと改善するメニューのことです。美容室で行われており、主に美容室専用のトリートメントを使用する施術が人気を集めています。

 

髪質改善トリートメントとは

美容室ではお客さまの髪質を丁寧に分析し、扱いやすくダメージが起きにくい髪質へと改善するメニューを用意しています。では、髪質改善トリートメントとはいったいどのようなものでしょうか。

 

期待できる効果

酸性の成分で作られたトリートメントを髪に浸透させることにより、髪の内部から髪質を変える効果が期待できます。浸透性を高めるために、ヘアアイロンによって熱を与える施術も加えています。

 

自宅で使用するトリートメントとは違った方法で成分を浸透させるため、やや時間のかかる施術です。酸熱トリートメントという名称で呼ばれることもあります。

 

縮毛矯正との違い

髪質改善トリートメントは、縮毛矯正とはどのように違っているのでしょうか。
縮毛矯正は薬剤で髪質の形状を記憶させる施術で、髪質改善トリートメントはあくまでもトリートメントです。

 

そのため、すぐに枝毛レスで美しいストレートヘアにしたい場合には、縮毛強制のほうが効果を実感しやすいかもしれません。しかし、縮毛矯正は強力な薬剤を使うため、繰り返し施術を行っていると毛先に深刻なダメージが起きやすくなります。

 

一方で、髪質改善トリートメントは縮毛矯正のように即効性があるものではありませんが、徐々に髪質が整い、ダメージが起きにくいヘアスタイルが実現します。紫外線などによるダメージにも効果が高いため、夏の日焼けで髪が傷んでしまった方にもおすすめです。

 

髪質改善トリートメントの注意点

髪質改善トリートメントは持って生まれた髪質も整える効果がありますが、注意点もあります。それは、施術を受けるなら、実績が豊富な美容室を選んだほうが良いという点です。

 

特に髪質改善トリートメントは熱を使う技術が必要であり、丁寧かつ慎重な施術を行う必要があります。また、ダメージの具合によっては毛先をカットし、効果を高めることも重要です。

 

定期的にメンテナンスを行う必要もあるので、まずは髪質改善トリートメントに自信のある美容室に相談することがおすすめです。

 

まとめ

この記事では、髪の補修効果もある「髪質改善トリートメント」について、施術内容や注意点も踏まえながら詳しく解説を行いました。髪質改善トリートメントに関心を持つ方が増加していますが、施術を受ける場合には実績が豊富な美容室を選ぶことがおすすめです。

 

まずはお気軽に、問い合わせてみてください。