パサパサの髪を髪質改善メニューで変えませんか｜施術内容を紹介

髪は傷むとパサパサの状態になってしまうため、扱いにくくスタイリングがうまくできません。できればダメージが進行する前にケアをすることがおすすめですが、傷んでしまったあとでも、髪質は変えられます。

 

この記事ではパサパサ髪の改善に必要な「髪質改善」について、美容室の視点で解説します。

 

どうして髪は傷んでしまうの？

おしゃれなヘアスタイルを楽しみたいと願っていても髪のダメージが進行していると広がりが生まれ、まとまりがなくなってしまい、思うようなスタイリングができません。

 

では、どうして髪は傷んでしまうのでしょうか。髪は毎日のように風や紫外線など、外的な要因によって刺激されています。

 

健康な髪は水分量が多く、乾燥していませんが、外的な要因の影響で徐々に水分や髪本来の栄養素が奪われ、パサパサした髪質へと変化してしまいます。

 

生えてきた根元付近は元気な髪でも、長く外的要因にさらされている毛先にダメージが目立つのはこのためです。また、カラーやパーマを繰り返していると、髪の内側にあるタンパク質や水分が保持できなくなり、外部に栄養素が漏れてしまいます。

 

キューティクルと呼ばれる髪のツヤ成分が失われると、髪がストレートになりにくく、うねりの強い乱れたヘアスタイルへと変化していきます。

 

キューティクルはドライヤーの刺激などでもダメージを受けやすいため、毎日こまめなケアを積み重ねることが大切です。

 

パサパサの髪はどうして生まれるの？

では、どうしてダメージが深刻になると、髪質はパサパサしたものへと変化してしまうのでしょうか。その原因は3つ挙げられます。

 

・日々のケアによるダメージ
シャンプーやリンスの際に、髪を強く洗ってしまったり、ドライヤーによる乾燥時に近付けすぎたり、日々のケア方法が誤っていると、髪の水分が奪われ、次第にパサパサした髪質へと変化します。

 

髪の毛は濡れているとキューティクルが失われやすい状態のため、きちんと乾かすことが大切です。しかし、熱を与えすぎると水分が奪われてしまいます。髪を必要以上に傷めないためにも、日々のケアは正しく行う必要があります。

 

・ダメージの放置
カットやカラーを繰り返していると、毛先を中心にパサパサした髪質へと変わってしまいます。枝毛が多くなり、カラーも退色した状態になってしまうことが少なくありません。

 

カットによって細かくダメージを取り除かないと、枝毛が進行し、どんどんパサつきが広がってしまうことが多いのです。

 

・熱によるダメージ
ドライヤーやヘアアイロンの使い方を誤っていると、髪の広がりを生む原因になります。本来はまとまりのある髪にするために使う熱も、使い方が誤っていると逆の効果に至ってしまうのです。

 

1箇所を乾かし続けたり、ヘアアイロンを当て続けたりしていると、どんどんキューティクルは奪われてしまいます。また、乾いていない状態でヘアアイロンを使うと、髪が焦げてしまう原因につながります。

 

以上の3つが、髪がパサパサになる主な原因です。このほかに、年齢による髪質の変化なども原因に挙げられます。まとまりのある髪質を目指すためには、パサパサが進行してしまう前に、髪質改善を始めることがおすすめです。

 

髪質改善にはどのような方法があるの？3つの方法を紹介

パサパサした髪はツヤがなく、魅力に乏しい髪型になってしまいます。ダメージが目立つ髪を改善するために、早速髪質改善を始めましょう。

 

髪質改善の方法は以下の3つが挙げられます。

 

１．シャンプーやリンスを見直そう

今使っているシャンプーやリンスは、どのような理由で製品を選びましたか。「長い間同じ製品を使い続けている」「好みではないけど家族が使っているから」という理由の方は多いのではないでしょうか、

 

シャンプーやリンスは現在の髪質に合った製品へと見直すことがおすすめです。特に年齢によって水分が失われやすくなっている場合、乾燥対策のためにも今の自身の年齢向けに開発されている製品を選びましょう。

 

なお、トリートメントもあわせて見直すことがおすすめです。

 

・サロンに相談もおすすめ
市販されているシャンプーやリンスにも素敵な製品が多く販売されていますが、パサパサな髪質を改善するために必要な栄養素にこだわりたい場合、今通っている美容室やサロンに相談することもおすすめです。プロの目線でお客さまに必要な製品を選択してくれます。

 

・トリートメントの重要性とは
髪質をまとまりのあるものへ変えたい場合は、トリートメントを行うこともおすすめです。ツヤが生まれて、ダメージを感じにくい髪質へと変化します。現在シャンプーやリンスだけにケアを留めている場合は、トリートメントも追加することがおすすめです。

 

２．洗い方や乾かし方を見直そう

髪がパサパサになる原因の1つには、洗い方や乾かし方が誤っていることも考えられます。直に洗いすぎていたり、必要以上にドライヤーが近かったりと日頃のケア方法が誤っていると、パサパサはもっと進行してしまいます。

 

シャンプーの前には丁寧にブラッシングを行い、頭皮を優しく洗うことが大切です。必要以上に毛先を擦ってしまわないように注意しましょう。またドライヤーは1箇所に集中して当てるのではなく、全体が均等に乾くように施術しましょう。

 

もちろん、キューティクルを保護するためには濡れたままの自然乾燥は危険です。きちんと乾かし、髪をダメージから守りましょう。

 

３．美容室で髪質改善メニューを受けよう

すでにダメージが進行し、まとまりのない髪になっている場合は、髪質改善のメニューを美容室で受けることがおすすめです。美容室では、つるんとまとまりのある髪になるように、熱を生かしたトリートメントの施術を実施しています。

 

美しくまとまりのある髪になると、くせ毛も改善していきます。自宅でのトリートメントケアとは異なり、ゆっくりと薬剤を髪に浸透させる方法です。

 

広がりが目立つ梅雨の時期より前に施術を受けると、扱いやすい髪へと変化するためおすすめです。

 

このように髪質改善の方法は自宅と美容室に分けて考えられます。ダメージが進行していたり、くせ毛の改善を検討したりしている場合は、美容室で髪質改善の施術を受けることがおすすめです。

 

まとめ

この記事ではパサパサした髪を改善する髪質改善について、パサつきの原因や改善方法に触れながら詳しく解説を行いました。美容室では、お客さまひとりひとりの髪質を丁寧に分析したうえで、今必要な髪質改善の方法をアドバイスしています。

 

広がりや潤いに悩んだら、まずはお気軽に質問してくださいね。